個人事業主がファクタリングで資金調達するメリット

2020年02月28日
個人で活躍する場合やフリーランスを選んだ際には、個人事業主扱いとなります。 もし個人事業主となって自分自身が主導となってビジネスを行う際には、資金繰りも自分自身で行わなければなりません。 しかし、個人事業主では銀行融資が受けにくく、資金繰りに悩むケースも少なくありません。 売掛金を現金化するためにはファクタリングが有効とされていますが、個人事業主でも利用は可能でしょうか? また、ファクタリングのメリットについてもご紹介します。

■個人事業主でもファクタリングが可能?

自分自身がビジネスの中心となって営業を行っていく個人事業主の場合、ビジネスの中心となる自分自身が全ての作業を行う必要があります。 もし、資金繰りが厳しくなった場合も自分で資金調達を行う必要がありますが、法人に比べて資金調達しにくい現実を突きつけられるケースがあるでしょう。 実際に銀行に融資を申し込んでも断られたり、審査に時間がかかり資金が思うように調達できなかったりした場合、取引先との関係に影響が出ることや個人事業主となる難しさを感じやすくなります。 そのような問題や不安を軽減し、資金調達を行う方法として選ばれているのが、ファクタリングです。 ビジネスで得られる売掛金を少しでも早く現金化する方法であり、個人事業主を含み法人間での取引ではよく使われています。 最短での資金調達が可能であり、さらに負債を増やさずに利用できる点がメリットです 資金にゆとりのある法人では、売掛金が発生しても大きなダメージは受けません。 ところが個人事業主となると、売掛金の発生数や金額によっては資金繰りがうまくいかない場合も出てきます。 このような場合にファクタリングを活用するとスムーズな資金調達が可能となり、さらなる事業の活性化も可能となります。

■ファクタリングの種類

需要の高まるファクタリングには種類や仕組みが異なるものがあり、内容を知っておくと利用する際に便利であり、より多くのメリットが得られるでしょう。 ・一括タイプ 売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらう仕組みのサービスです。 銀行融資に比べて担保なしで取引が可能であり、2社間と3社間で行う場合があります。 2社間は個人事業主とファクタリング会社で行う取引であり、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらい、手数料を引いた金額が受け取れます。 取引先から支払いが完了したらファクタリング会社に支払う仕組みです。 3社間は個人事業主とファクタリング会社、取引先を含めた契約を行います。 売掛債権の買取と代金の受け取りまでは2社間と同じですが、取引会社は直接ファクタリング会社に売掛金を払うところが大きな違いです。 ・保証タイプ 債権の買い取りだけでなく、取引先の倒産などがあった場合には限度額の範囲内で保証を行うのが特徴です。 主に建設業で多く用いられるファクタリングで、連鎖倒産を防ぐためにも有効です。 入金までの期間が長期化する業種ではメリットが多いでしょう。

■個人事業主がファクタリングを利用するメリット

早急に手元に資金が必要となった場合に早い現金化が可能なファクタリングですが、どのようなメリットがあるのでしょうか? ・ローンとは異なる ファクタリングと聞くとローンの一種のように感じる方もいますが、ローンは借入となってしまい、借入前には信用情報や借入状況などの確認も必要となります。 また本人以外にも担保や保証人を必要とするため、手間もかかってしまうでしょう。 しかし、ファクタリングは売掛金を渡して資金に変えるため、借入とは全く意味が変わってきます。 また返済を求められることもなく、ローンとは意味が異なります。 ・2社間と3社間でメリットも異なる 2社間だと売掛先には連絡なく資金調達を行えるメリットがあります。 経営持続が難しいと感じず、早急な資金調達が可能でしょう。 3社間だと売掛先への交渉や同意も必要となり、素早い資金調達が難しくなる可能性がありますが、手数料は比較的に安くなる点がメリットです。 2社間ファクタリングの手数料が10%〜30%程度だった場合、3社間にすると5%未満に収まってしまうケースも多くなります。 それぞれ特徴が少し違いので、メリットを理解してから選ぶと良いでしょう。 ・リスク回避 ファクタリングを行った時点で債権の現金化が可能ですが、取引先の状況の変化に支払いが行われなくなった場合、リスクが生じてしまいます。 そこで保証ファクタリングを利用すると、取引先の倒産リスクを避けられるだけではなく、国土交通省からの下請債権保全支援事業支援を受けることも可能です。 負担金が助成金によって軽減できるのも、大きなメリットとなるでしょう。 個人事業主もファクタリングを使って資金調達は可能です。 企業と比べて体力の少ない個人事業主は、資金繰りが困難になる傾向がありますが、ファクタリングなら安定的に資金調達が可能です。 ぜひ積極的に使い、安定した事業・経営を実現してください。